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塗装の秘訣はトータルコスト

外壁・屋根の塗装工事は、初期ににかかるお金ではなく、将来にかかるコストの見通しも検討するのがポイントだという事をご存じでしょうか?

塗装工事自体の金額を安く抑える方法は多々ありますが、その一つに最初にかかるお金ではなく将来にかかるコストまで検討するという方法があるんですよ。

[総費用のシュミレーション

例えば、下記の例を参考にしてみて下さい。

■足場仮設の計算(面積)
外壁総面積=正面+左側面+右側面+裏面

■外壁塗装の計算(面積)
外壁総面積-塗装しない部分の面積

■屋根塗装の計算(面積)
屋根総面積

*屋根は勾配(傾斜)を考慮し、計算します。

100万円の10年用塗料と120万円の15年用塗料があり、30年のスパンでコストを検討します。10年用塗料は300万円かかるの対して15年用塗料は240万円となり、15年用塗料のほうが60万円も安いですね。
なぜこんなに費用の差があるかといいますと、その理由は工事費にあります。
総費用において、塗料の値段が占める割合は低いので、値段に多少違いがあっても総費用に大きく影響しません。
むしろ、人件費や足場代が占める割合のほうが大きいので、工事実施回数が少なくなるほど費用が抑えられるのです。

住宅の寿命と長持ち塗料

一般的に、日本の住宅の寿命は平均30年であると言われています。新築でフッ素のような長持ち塗料を使用したとしても、効果は15~20年程度なのでやはり塗装工事は必要となってきます。

また、住宅の寿命とは取り壊した住宅の平均築年数のことであり、実際の寿命は40~50年だと言われております。
長期優良住宅制度などで一つの家に住む期間が長くなることを考えると、やはり長持ち塗料の利用が長い目で見ると効率的なんですね。

谷川建装の見解

谷川建装ではフッ素のような耐用年数の長い塗料のご利用を推奨しております。初期にお金を少し上乗せすることで、長期間でのトータルコストが安くなる可能性が高いです。外壁・屋根の塗装工事を検討される際は、初回の低コストだけでなく『長くもつか』どうかを頭の片隅に置きながら検討してみて下さい。